好きな名言
「技の研鑽を積む者にとって、月日は流れるのではない。 積み重なるのだ。」
これは、「上ってなンボ!! ~太一よ泣くな~」というゴルフ漫画に出てくる
名言です。
主人公の川端太一が、師匠である闇ゴルファーヤミさんから送られた一言だと
記憶しています。
物語の簡単なあらすじをご紹介します。
太一は、背も低く、非力なゴルファーでしたが、パッティング技術(グリーン上のカップにボールを転がして入れるやつ)だけは、一級品という人物です。
パッティングはある種センスがモノをいう技術です。
弱弱しい見た目の太一は、プレー前は相手選手の油断を誘いますが、持ち前のパッティング技術で、最終的には、屈強なゴルファーたちに勝利します。
これを見ていたヤクザが、ゴルフ賭博をさせたら儲かるぞと、太一に目を付けます。
そこで、ヤクザは、闇ゴルファーであるヤミさんに太一を最強の闇ゴルファーに育て
上げることを依頼するのです。
ヤミさんは、太一のゴルフへのひたむきな想いをくすぐり、
結果、ヤクザの思惑どおり、ヤミさんは太一の師匠となりました。
二人は、ハードな筋トレや様々な練習を二人三脚でこなしていきます。
その甲斐あって、太一はゴルファーとしてどんどん成長していくのでした。
一方、そんなひたむきな太一に、ヤミさんは次第に心変わりをしていきます。
そして、月日は立ち、太一は立派なゴルファーに成長し、
夢であったプロゴルファーになりたいと言い出します。
ヤクザは話が違うということで、太一を葬りさろうとしますが、
ヤミさんは、太一には今後かかわらないでほしいと、命がけでヤクザと交渉し、
太一から手を引かせました。
プロテストに合格した太一でしたが、
ヤミさんは持病により、亡くなってしまいます。
師匠にこれまでのことを感謝し、太一は、プロゴルファーとして、
月日を積み重ねていくのでした。
人生に目標があれば、時間はけっして流れません。
私も、積み重なる人生を歩みたいと最近、強く思います。